アレルギー性鼻炎の口臭対策!臭いが改善した45歳女性の対処方法とは?

職場でとなりの先輩の人に、自分のパソコンの画面を見てもらう機会があり、顔が近くなったときに、鼻に手を当てられたのを見て、「もしかして自分が臭っているのかな」と気になるようになりました。

しかし自分自身は鼻炎があり、臭い自体がわからない状態だったので、確認することもできず、あまり人と顔を近づけることができなくなりました。一度気にしてしまうと、いろんなシーンで気になるので、なんとなく人と接するのも億劫になり、マスクをしている時が安心な状態になりました。

あと、人の仕草にも敏感になり、何気ない動作でも自分が原因なのではないかと思う時もありました。自分が臭うのかどうかわからないのが一番のストレスだったと思います。

アレルギー性鼻炎からくる口臭に効果がなかった対策

舌磨きをしてみたり、歯ブラシを変えたりしました。口臭なので口が原因だと思い、歯医者で虫歯の有無を調べたりもしました。マウスウォッシュやタブレットなどを試したり、ランチ後に歯を磨くようにしたり、とにかく口内を清潔に保つことを心がけていました。

それでも自分の感覚ではあまり変化があるようにも思えず、臭いは気になったままでした。気にするから気になるのもわかってはいるけど、無意識に相手の顔色を伺っていたように思います。

内容が内容だけに面と向かって尋ねることもできないので、どういう口臭対策をしてもその効果がわからず、鼻炎のため自分の嗅覚もアテにできないので、ネットで調べたりして手あたり次第できる対策はやっていた感じでした。

耳鼻科で後鼻漏を受診すると口臭が改善していった

ある時鼻炎が悪化して、耳も悪くなったので、耳鼻科に行きました。その際に自分の症状をネットで調べたりして、後鼻漏じゃないかと疑いを持ちました。なので後鼻漏の治療をしている耳鼻咽喉科を受診してみました。

すると鼻カメラで鼻の奥深くに炎症があることがわかったので治療をしました。すると鼻炎の症状が治まり、鼻が詰まっていたせいで口呼吸になってしまっていたのも改善することができました。その結果臭いもわかるようになりました。

口臭の原因は、そういう炎症が原因だったのかもしれません。蓄膿症もあったように思います。私の場合は、口内が原因だったわけではなかったようで、鼻を治療することで、口臭も気にならなくなりました。

鼻炎からくる口臭対策でしっかり対処したことで、相手への接し方が変わった

口臭が気になってしまうと、無意識に他人の動向を気にしてしまうようになってしまうので、自分でも気づかぬうちにあまり人に近づかないようになっていました。

そういう態度は、他人には距離を取っているように思われることもありますので、冷たい人だと誤解を受けてしまうこともあります。鼻炎や口臭が気にならなくなると、自然とそういう無意識の部分でも変化していくので、相手への接し方が代わり、結果的に相手の態度も良い風に変わっていきました。

口臭があるかもしれないという思い自体がコンプレックスになってしまっていたのだと思います。渦中にいるときはわからなかったけれど、口臭が気にならなくなったから気づけたことだと思いました。

アレルギー性鼻炎がある人は、後鼻漏も疑った方が良いかも

口臭は口内が原因のことも多いと思いますが、日ごろ口内の手入れをきちんとしている人で、口臭が気になっている人なら、鼻が原因の可能性もあると思います。

鼻炎がある、胃が悪い、など、口臭の原因はいろいろだと思うので、歯医者に行くことはもちろん、他の原因も考えてみたらいいと思います。

鼻炎がある人で後鼻漏を疑う人は、臭いの件も症状の一つとして医師に伝えるのがいいと思います。歯医者でも臭いが気になると伝えれば、そういう治療を勧めてくれると思います。